ご挨拶
僕が花の鮮度、手に取りやすい価格にこだわる理由
今から約30年以上前、大学生だった僕は西宮の花屋でアルバイトをしていました。
仕入れや配達まで任されていたのですが、そのとき感じていたのが「花って高いなぁ」ということ。当時はまだ花の値段が高く、特別な日や高級店に飾られるものという印象が強い時代でした。
また高い花はすぐには売れず、冷蔵庫で出番を待つことになります。すると低温で劣化を抑えているとはいえ、切り花の寿命には限りがあります。
そのため、せっかく買っていただいてもすぐに萎れてしまうということもよくありました。
もっと花を身近にそばに置いてもらうためには、新鮮な状態ものを買いやすい価格で店に置かなければいけないのではないか。そう考えた僕は、自分で花屋を開くことを決意。いくつかの店で修行をしたのち、師匠と仰ぐ花屋から暖簾分けをしていただく形で、京都・木津川にスターフラワーを開きました。
生産者さんを困らせてはいけないけれど、なるべく安価で花や苗を売ることで、花が身近にある暮らし方や仕事をしたい方々を喜ばせたい。またそれにより、多くの人に花が届く喜びを生産者さんと共有したい。
そんな想いでほぼ毎日、仕入れに駆け回る日々を過ごしています。
店を回してくれるスタッフたち、遠くからも来店くださる常連さんたちに感謝を。
これからも、スターフラワーをよろしくお願いします。
- 店長
- 竹原 克浩
仕入れへのこだわり
数か所の市場から仕入れる珍しい花々
月、水、金の切り花の仕入れを中心に、ほぼ毎日のように市場や生産者を訪ねて、花のプロたちにも喜ばれる魅力ある花たちを仕入れています。
一般的に花屋では仕入れに行く市場や問屋を1箇所に絞ることが多いのですが、スターフラワーは違います。市場ごとの特色を活かして、新鮮かつ種類豊富な切り花や苗を集めているのです。
珍しい花を仕入れるなら、全国から花が集まる大阪・鶴見の卸売市場へ。新鮮な切り花をたくさん揃えたいときは、地元の花農家さんがその日の早朝に納品する地方の花市場へ。庶民的な花なら奈良が一番ですし、鉢物や苗なら京都の市場へ。年に数回開催されるフェスにも足を運んで、珍しい花を扱うところと直接契約したりしています。
生産者さんのところへ直接仕入れに行っているものもあります。
バラ園が多い守山からは、プリッと小ぶりで可愛いバラを仕入れ。シーズンには1回で500本ほど仕入れるのですが、アレンジメントなどに使いやすいとすぐに売り切れてしまいます。
また鮮度が落ちやすいハスは、店から近い木津の生産者さんから仕入れています。
苗も市場を通さずある生産者から直接購入しているのですが、育てやすくて本当にいい苗で惚れ惚れしてしまいます。当店は切り花がメインの生花店ですが、こちらの生産者さんのおかげで質の良さではどこにも負けないと自負しています。
こんなふうに、仕入れに力を入れているのがスターフラワーのこだわり。
もし「こんな花が欲しい」というのがありましたら、気軽に相談してみてください。
あなたに代わって、市場でハントしてきますよ!